2人の場合
手の組み合わせは全部で \(3^2\)通りで、あいこになるのは、手の種類が同じときなので、3通りです。
あいこの確率は、\(\large{\frac{3}{3^2}}= \large{\frac{1}{3}}\) になります。
3人の場合
手の組み合わせは全部で \(3^3\)通り。あいこになるのは、手の種類が全員同じときと、全員バラバラなときです。


あいこの確率は、\(\large{\frac{3 + 3!}{3^3}}= \large{\frac{1}{3}}\) になります。
n人の場合
あいこにならない確率を計算して、1から引くことで、あいこの確率を得ます。
「あいこ」にならない=勝負がつく=手の種類が2種類
グー、チョキ、パーから2種類選ぶ選び方は、\(\large{\frac{3\times2}{2!}}\normalsize{=3}\)通り。
n人が2種類の手を出す場合の数は、\(2^n – 2\) 通り。(全員が同じ手になる場合を引いています)
あいこの確率は、\(1-\large{\frac{3(2^n-2)}{3^n}}\normalsize{=1-}\large{\frac{2^n-2}{3^{n-1}}}\)になります。
20人まで計算してみました。人数が増えると、あいこの確率も増えることが、計算上でも明らかです。